吸着パネル 複雑形状

真空チャックとしてアルミハニカムパネルを使用

真空チャックはバキュームチャック、吸着パネルと呼ばれ、吸引することでものを固定する装置です。真空チャックはアルミハニカムパネルで作ることが多いのですが、品質が少しでも悪くなると吸着できなくなってしまいます。特に重要なのが「接着」です。アルミハニカムパネルは上下の面板、横のフレーム、アルミハニカムコアで製造され、それぞれの接合は接着剤で行います。

接着の品質が悪い場合、フレームと面板の間から空気が侵入し、吸着孔から吸えなくなります。また、吸着孔は数ミリの穴になるため、接着剤の塗り方が悪いと穴がふさがってしまうなどの問題も発生します。

さらに、最近では一部をバキュームにしたいというオーダーも多く、どんどん複雑化しています。

これまでのアルミハニカムパネルの製造方法では接着剤の品質を上げられなかったり、複雑形状を作れないなどの問題がありました。

弊社は独自の方法でアルミハニカムパネル製造精度を大幅に上げることに成功しました。これにより、今までできなかった細かな要求にもお応えできるようになりました。

実例

品質改善とコスト削減に成功

お客様のお悩み

他のアルミハニカムパネルメーカーで購入している吸着パネルの品質が悪く、またコストが高いことでお困りでした。

ジェイハニカムズの対応・提案

吸着パネルの場合、最大のコストは多数の吸着孔加工であり、量産効果が発揮できなかったので、3Dドリル加工法を開発し対応しました。
これは薄板を5~10枚重ねてΦ0.5~Φ2.5のドリル孔を加工する技術です。
これにより、夜間自動運転だけで15万孔以上、途中で材料を載せ替えればその倍以上の加工が可能になり、量産型の吸着パネルのコストダウンを実現。

結果どうなったか

他社とは比較にならないコストと品質を実現しました。

CONTACT

試作や1点モノの依頼、他社で断られた案件も一度お気軽にご相談ください。
ジェイハニカムズは自社都合のアルミハニカムパネルを売ることはいたしません。
お客様と共に必要な機能をアルミハニカムパネルとして実現できるよう提案させていただきます。