ハニカムパネルの製造方法

    

吸着パネルの工程を例に製造方法を紹介

アルミハニカムパネルは大きく4つから成り立っています。

  1. 上下の面版(これによりハニカムコアを挟みます)
  2. フレーム(製品の横側を補強します)
  3. アルミハニカムコア(ハニカム構造そのものです)
  4. 天板とフレーム、アルミハニカムを接着するための接着剤

今回は吸着パネルを例にアルミハニカムパネルの具体的にな製造方法を紹介します。

1.マシニング前工程

まずは面板とフレームを準備します。吸着パネルは表板に吸着用の穴をあけます。また、吸着する場所を分けるためのフレームをマシニングで加工します。

面板の加工
フレームの加工

2.マスキング工程

接着剤での吸着孔埋まりや、隔壁からのリークを計算し面板にマスキングを施します。

表面板の裏側にマスキング

3.ハニカムトリミング工程

専用トリミングマシンを用いて、ブロックやフレームを避ける形状にカット(内寸±0.5mm)

4.自動機による接着剤の塗布

超高強度エポキシ接着剤を用いた、ロールコーター塗布を行います。これにより均一な接着剤の塗布が可能になります。

5.組み立て

すべての部品を組み合わせます。

6.ホットプレスによる接着工程

高精度ホットプレスにて圧締後、昇温ステップコントロールしながら接着を行います。

7.マシニングセンターによる後加工

専用吸着定盤を装備したマシニングセンターにて様々な加工を施します。マシニングセンター上で、パネルを3点ジャッキに載せ、タッチプローブにて平面度測定を行います。

ジェイハニカムズのアルミハニカムパネル加工技術

弊社は工業用アルミハニカムパネルの製造について高い技術を保有しています。

アルミハニカムコアのカット技術、接着技術などアルミハニカムパネル製造のコアとなる技術において他社以上であると自負しています。

下記では弊社の技術の詳細を紹介しています。

CONTACT

試作や1点モノの依頼、他社で断られた案件も一度お気軽にご相談ください。
ジェイハニカムズは自社都合のアルミハニカムパネルを売ることはいたしません。
お客様と共に必要な機能をアルミハニカムパネルとして実現できるよう提案させていただきます。